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身も心も [野鳥]

 11月に入ってやっと秋晴れの気持ち良いお天気が続くようになりましたね。10月はずっと雨だった気がしますが調べると半分ほどだったようです。それでも雨量は二つの台風の影響もあっても例年の3.4倍だったそうです。

 我が家と伯父の休耕地の草が中途半端に伸びていたので刈りました。本当は10月中に終えたかったのですが、雨で今月まで延びてしまいました。このまま放っておいてもそのうち霜でしおれてしまうのですが、皆さんきれいにされています。

 今の時期の草はあまり勢いがないので刈りやすいです。その上、暑くないので体力の消耗もあまりありません。軽く汗をかいただけです。これで草刈期間も今年は終わり、半年続いた草刈からやっと解放されます。

 草刈に出る前のこと、部屋にいるとヒィッ、ヒィッと短く高く啼く声がします。もしやと思って外に出てみると、お隣のテレビアンテナの上、雲ひとつ無い秋空を背景に一羽、野鳥が止まっていました。

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 毎年、11月頃から冬の間訪れるジョウビタキです。もちろん今シーズン初めてです。

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 これは飛び立とうとしたところか、止まろうとしているところか。

 お隣の大屋根の上、少し距離があります。何枚か連写したら飛び立ってしまいました。でも鳴き声はどこかでまだ続いています。探したら今度はなんと東隣のお宅の離れ家のやはりテレビアンテナの上にいました。

 こちらの方が少し近づけます。ここは毎年、モズが来て止まるところです。今年も止まっていたので撮りました。しかし、10月は曇天の日が多くどの写真も逆光でものになりませんでした。

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 顔が黒くないし、名前の由来の頭も白くないので雌だと思います。ただ雌にしては体毛が赤く、かつ翼や尾羽の色が黒い気がするのは、光りの加減でしょうか。毎年やってくるのは雄、雌が来るのは珍しいです。

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 森や林の中ではなく、テレビアンテナの上というのが何とも物足りません。森や林にもいますが、家の周りにもよく現れてくれるこの鳥らしいです。とりあえず今シーズン初撮りです。



 今日のDは、Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)です。YouTubeの映像は、彼の主演作「ラウンド・ミッドナイト」のワンシーンだと思います。ハービー・ハンコックの姿もありますね。曲はBody And Soul 短い台詞を喋る彼の声、渋いですね。 


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クレオパトラの夢 [野鳥]

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 しつこいようですが、同じ画像の使い回しではありません。少しずつ暖かい日が多くなってきてもう大丈夫と思っていた今週の火曜日の朝、妻に促されて外を見るとまた真っ白でした。

 よく考えれば、まだ2月、雪が降っても積もっても少しも不思議ではありません。今年はこれまでがひどかったので、少し暖かくなり出しただけでなんだかもう雪の季節は過ぎた気になっていました。

 ただ今回の雪、さすがに極寒の頃と違って水気が多いようで、家の前を車が通るたびにバシャバシャと激しい跳ねの音が上がっていました。そしてうっすら積もっていた雪も午前中にはあらかた溶けてしまいました。


 ほぼ一月ほど前に、野鳥をたくさん撮って当ブログにアップして気が済んでしまったのでしょうか、雪や寒い日が多かったので出不精になっていたのか、それともSP-LE8Tが入って音楽浸りになっていたから、たぶんその全部が原因なのでしょう。その後、鳥の写真が撮れていません。

 たまに裏山へ行っても、死んだように静まり返っています。時折、ヒヨドリの甲高い声がするばかりです。
 ここ二、三年我が裏山周辺、人の手が入る事が多くなっています。天井川の土手の木々はすっかり伐採されてずいぶん見通しが良くなりましたが、反面、野鳥を見つけにくくなりました。

 カタカタと羽音をさせながら、天井川の土手の木を渡って、橋の近くのハゼの木の上で止まってくれたルリビタキ

_DSC0259-002.JPG 2014年02月14日)

 その姿も、土手の木々といっしょにハゼの木も切られてから、すっかり見られなくなってしまいました。

_DSC0139.JPG2015年04月03日)

 天井川と対面の道路沿いに、桜の季節になると咲きそろっていたユキヤナギレンギョウの群生も、最近すっかり刈り取られていました。今はすっきりして見えますが、桜の季節には淋しいことになりそうです。

 そうした伐採作業があるたびに、あちこちでチェーンソーの音が鳴り響きます。野鳥が姿を見せなくなったのはそんなせいもあるのではないかと、成果がない日には思ってしまいます。

 今日の裏山歩きです。

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 何の廃屋なのか、昔からあります。当たり前ですが年々朽ち方がひどくなっていきます。

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 こちらはイノシシ捕獲用の檻です。神社のすぐ裏で、近くには幼稚園などもあるので、こんなところでイノシシが捕まっていたらびっくりですね。

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 以前は鬱蒼としていた神社も回りの木が伐採されてずいぶん明るくなりましたが、冷え込みは一番のようです。火曜日の雪がまだ残っていました。

 今回は珍しく少し賑わいのある野鳥の声が迎えてくれました。でも耳を澄ますとどうやらホオジロがあちこちで啼いているだけのようです。

 木々の上をさがしてみるのですがなかなか見つかりません。ようやく見つけたのがこちらです。

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 アップにするとこんな感じです。

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 家の近くの梅もずいぶんほころんできました。

 今夜のYouTube、Bで始まるジャズメンはBud Powell(バド・パウエル)です。天才的ピアニスト、名演奏はいろいろありますが、やはり名曲、名演奏の「クレオパトラの夢」は外せません。若い頃この曲を聞くと軽快なテンポと裏腹に悲しい思いにとらわれたものです。



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1月半ば過ぎ [野鳥]

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 年末年始、比較的暖かくて穏やかだったので、どことなく安心していたところがありましたが、先週の土日、降りましたね。これは日曜の朝の光景。これから丸一日降り続けました。

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 三日後の家の裏の景色です。今回の雪、なかなか溶けません。

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 そして畑はごらんの有様です。毎年、雪が降ると繰り返される光景なのですが、今年はちょっとひどいようです。囲いもそうですが、タマネギすっかり雪に埋もれてしまっていまだ姿が見えません。葉が折れてしまっているかも知れないそうです。

 道路のあちらこちら、家々の屋根の上、庭などに雪の塊がまだたくさん残っています。金曜はまた雪の予報が出ています。しばらくちょっとした雪国ムードが続きそうです。


 今はプチ雪国景色ですが、それまでは穏やかなお天気の日が続いていました。ここからはそんなときに撮った写真です。

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 庭のスイセンは暮れから咲き始めています。ご近所のロウバイにはシジュウカラ。ロウバイ、蕾が開きかけていましたが、この寒さでまた、開花遅れそうです。

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 少し遠くて写り悪いですが、近所の雑木林の入り口でモズがひなたぼっこをしていました。

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 何の鳥の巣でしょう。

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 見上げると、トビが旋回していました。大きい鳥は被写体が大きいので撮りやすそうですが、やはり300ミリでは難しいですね。下から撮ると逆光になるのですが、防ぐテクニックが判りません。

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 近所の公園のアジサイ、花が枯れたまま残っています。自然のドライフラワーでしょうか。


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 見つけた鳥影、追っかけてシャッター切ったのですが残念ながら後ろ姿で鳥の名前も分かりません。

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 連写で撮った次の写真に、何とか頭の形が、カシラダカでしょうか。

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 どこからともなく囀りが聞こえるのですが、近くの梅の木や柿の木などを見回しても姿がありません。おかしいなと顔をもっと上げたら頭上の電線にいました。カワラヒワ、よくいる鳥なのですが撮ったのは久し振りです。

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 今シーズン初見参のツグミ

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 こちらはいつも庭などでちょろちょろしているセグロセキレイ。顔が黒いのでなかなか眼が写りにくいのですが、今回は何とか写っています。

 セキレイは他にハクセキレイ、キセキレイといますが、セグロセキレイ、ハクセキレイに比べるとキセキレイはあまり見かけません。


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 こちらは厚着をして出かけたら気持ち悪くなるほど暖かかった日に撮ったアオジです。冬になるとよく山で見かけるのですが、こちらもちゃんと写真に収めたのは久し振りです。

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 同じ鳥ですが、別の角度から撮ってみました。

 今年は今まで暖冬だったせいか、ルリビタキを見ていません。裏山は連日、木を伐採中でチェンソーの音がうるさくとても鳥どころではありません。

 それで去年だったか一昨年だったか、ルリビタキを撮った公園に出かけたのですが、こちらも残念ながらエンジン音がしていました。こんな時期に草刈かなと思ったら、ブロアーで落ち葉を吹き飛ばしていました。せめて公園の清掃は休園日にしてほしいものです。

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 人気も鳥の囀りもない公園の奥深くを歩いていたら、いつものエナガの群れに出会いました。ま、何でも良いから撮っておこうとカメラを構えたら、今まで人っ子一人出会わなかったのに、散歩中の男性が急に現れて、結局この写真しか撮れませんでした。


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 おまけ

 雪が降り始めた土曜の夕方、近くの文化ホールのロビーでジャズライブがあったので、いつもの同級生を誘って行ってきました。

 珍しいサキソフォンなど管楽器だけで構成されたカルテット、「サキソフォビア」結成して19年になるそうです。全国的に活動されているそうですが、滋賀は今回が初めだったそうです。

 サックスやフルートなど管楽器だけでどんな風に演奏するのか興味津々でした。リズムはバリトンサックスやテナーが取ってました。ベースやドラムがないので、オーソドックスなコンボ演奏に比べるとちょっとアバンギャルドな演奏に聞こえましたね。熱演でした。

 パイプ椅子に腰掛けてのステージの熱演に耳を傾けていると、横に座ったsatoshi君が私を小突いてステージ奥の窓を差します。熱いステージとは対照的に真っ暗な窓に猛烈な吹雪が押し寄せては舞っていました。



 メンバーの一人、岡さんが参加している室井滋さんのしげちゃん一座のパンチパーマちりちりも面白そうです。彼が演奏した篠笛もなかなか良かったのですが、今日のYouTubeは、この夜も演奏があった「シング・シング・シング」です。



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氷雨のあと [野鳥]

 大騒ぎの寺葬を終えた後、そのまま初七日の法要があり、檀家のもの全員が本堂で一同に介して、ねぎらいの食事が振る舞われました。食事を終えて帰路につくと、外は冷たい雨が降っていました。数日前とは打って変わって、昼間から冷たい風が吹いた日のことでした。

 親しい人に続いて今度は我が寺の住職が亡くなられました。我々檀家のものは、ここ数日、寺葬の準備、通夜、お葬式に忙殺されました。一般の弔問客はもちろんのこと、大勢の僧侶のお参りがありました。

 亡くなられた住職が我が寺に来られたのはほぼ50年前、私はまだ中学生の頃でした。住職には私の父も母も、その他檀家の多くの方々を弔っていただいたのですが、今度はとうとう弔われる側に回られてしまいました。祭壇に横たわった住職の棺に手を合わせながら、人の世の無常を感じさせられた瞬間でした。

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 一夜明けて、家の裏に出てみると、遠くの山の頂がうっすら白くなっていました。昨夜の雨は山の上では雪になっていたようです。

 ここのところ仕事が詰まっていたり、暮れになってお葬式が続いたりして、自分の中で何かいろんなものが溜まっているような気がして、その溜まったものを開放したくて束の間、また裏山に行ってみました。

 ルリビタキのハゼノキはもうないのですが、やっぱり気になってその橋の上に立ってみます。もちろん、ルリビタキはおろか他の鳥たちの姿も見えません。もっと山の中に分け入ってみることにしました。

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 柔らかい落ち葉の道を、音を立てないようにそうっと歩きます。気をつけていないと、足下から鳥たちがけたたましい鳴き声を上げて飛び立って行くことがあります。

 時々、鳥影が目の前の山道を横切って行きます。目にもとまらない素早さです。山道はひっそりと静まりかえって、野鳥の囀りだけが賑わっています。

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 カメラを胸に、耳を澄まし目をこらして鳥影を探していると、束の間、浮き世を離れ、自分はこういう静かさが好きなんだなぁとつくづく思えてきます。

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 初めに見つけた鳥影です。

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 拡大してみると、どうやらツグミのようです。

 雨は上がっても、どんよりした曇り空の日でした。ましてや木々で覆われた山の中は、夕暮れのような暗さです。フィフィ、フィフィと軽い口笛のような鳴き声がします。ウソでしょうか。ずっと以前、野鳥を撮り始めの頃、この道でウソに遭遇したことがあります。

 バサバサと羽ばたきの音が近くでしたと思うと、私の数メートル前の木に止まって、若芽を啄みはじめたのです。そのときはまだコンデジだったのですが、あんなに間近でウソが撮れたのは、その時きりのことです。

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 いました、いました。ウソの雌です。なにかの実を啄んでいます。

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 ここでは二羽並んでいます。

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 朱い襟巻きをしているのが雄です。

 今年はウソを見かけたのが早い気がします。当たり年なのでしょうか。彼らは数羽の小さな群れで行動します。桜の蕾をぼろぼろと音をさせて啄んでしまうことがあります。そうすると、当然ですが春の桜の開花は淋しいことになってしまいます。

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 山にはこんな光景もあれば、

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 冬の始まりというのに、もう来春の支度をしているものもあります。


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