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アート・ガーファンクルを聞きに [音楽]

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 11月14日、アート・ガーファンクルのコンサートに行ってきました。家を出るときは激しい雨、私がコンサートに行く日はまたしても雨です。9月のオルガンコンサートも雨、去年のボブ・ディランも雨でした。

 夜の7時から始まるコンサートに出かけるにしては早い時間に家を出て、あまった時間を例によって大阪の街をぶらついたりヨドバシカメラの店内を見て回ることに使いました。

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 ヨドバシカメラを出た頃はもう雨は止んでいて、街はすでにネオンサインの明かりに輝やいていました。


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 クリスマスイルミネーションにはまだ早いのか、目立ったのはこのビルのツリーだけでした。

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 舗道橋の上から見た大阪駅前の通り。写真は皆スマホのカメラです。


 今回のコンサートホールは尼崎あましんアルカイックホール、初めて行くところです。尼崎というと兵庫県になります。大阪からどれくらい掛かるのか心配していたのですが、阪神梅田からだと10分も掛かりませんでした。

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 阪神電車に乗るのは久し振りです。もう10年以上昔、阪神巨人戦を見に甲子園に行って以来かも知れません。

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 阪神尼崎駅を降りて、大きく立派な舗道橋を道なりに歩いて行くと舗道橋の終点に目指すホールの建物がありました。途中、コンビニでおにぎりとお茶を買い、ホールのロビーで簡単な夕食を済ませたら開演まであと15分に迫っていました。

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 去年、ダイアナ・クラールに行った時はS席でここかいと言うほどステージから遠かったのですが、今回は早めにチケットを取ったおかげか前から11列目27番とほぼ真ん中でした。このところ席の運はわりと恵まれています。

 場内がなかなか静まらず少し遅れての開演でした。ギターとピアノのサイドメンに続いてアート・ガーファンクルの登場です。待ちかねた観客席から万雷の拍手が起こりました。

  

ブックエンド(期間生産限定盤)  登場するといきなり「こんばんは、元気です」とまず日本語で挨拶です。3年振りの来日らしいです。しかし私は初めてです。アルバムジャケットの彼しか知りません。やはり歳を取ったなぁと言う印象でした。

 アルバムジャケットで知るアート・ガーファンクルは長身痩躯、髪の毛もアフロみたいに盛り上がっていましたが、今はその面影がほとんどありません。髪は無くなりお腹は出ています。

 彼は1941年生まれ、私より10歳上の76歳、仕方がありませんね。隣のギタリストがかなり長身だったのか、ガーファンクルの方が小さかったのも意外でした。ポール・サイモンはよほど小柄なんですね。

 それよりもショックだったのは彼の声が掠れていたことです。年齢からしてもう「明日にかける橋」のあの高音は出ないだろうと予想していましたがそれ以上でした。

 しかし、声は掠れ高音は出なくても優しくそっと歌に入っていく彼の歌い方はやはりあのサイモンとガーファンクルのガーファンクルそのものだったと思います。

マサチューセッツ 1965  二曲目に「ボクサー」を歌ってくれたときは、久し振りに鳥肌が立つ思いでした。観客席も想像以上に盛り上がって懐かしい曲が始まると、イントロの段階で拍手が起こり声が上がります。

 彼はS&G解散後はソロ活動をしているので、ソロの時の曲とS&Gのヒット曲をほぼ交互に歌っていたように思います。当然、S&Gの歌に観客はノリノリになり、知らない曲は静かに聞くスタイル、歌い終わるといつも大きな拍手でした。

 記憶も曖昧で頼りないですが、「ボクサー」「スカボロフェア」「早く家に帰りたい」「サウンド・オブ・サイレンス」「59番街橋の歌」?「キャシーの歌」「四月になれば彼女は」「明日にかける橋」などを歌ってくれたと思います。

 とくに「サウンド・オブ・サイレンス」は凄い拍手でした。「早く家に帰りたい」ではどこからともなく手拍子が起こって会場中を包み込みました。

サウンド・オブ・サイレンス  「日本人繊細」と言って、歌い出したのは「スカボロフェア」でしたでしょうか。この歌の途中では歌詞を飲み込んで、喉を整える場面がありました。

 あとでネットで知ったのですが、彼は過去に声帯麻痺で一度声を失っているのだそうです。英語なのでわからなかったのですがMCでその辺の事情を喋っていたかも知れません。

 歌の間によくお喋りました。ほとんど喋らず歌いまくっていたボブ・ディランとは対照的です。ただ、そのメッセージが英語のため理解できなかったのは残念です。

 近い将来、AIが自動で翻訳してステージのどこかに設置された液晶モニターに訳を映し出してくれる日がくるのではないでしょうか。

 彼のお喋りの中に何回もポール・サイモンの名前が出ました。あるとき彼は舞台の袖に向かって「サイモン」と呼びかけて観客の笑いを誘いました。

明日に架ける橋  ステージの間、前半と後半一回ずつ日本語で「歌うのが好き」と彼は言いました。そのメッセージには一度失った声を取り戻して歌えるようになった喜びがあったのですね。

 本当にもう76歳のお爺さんで声も出ないのに、少しもそのことを苦にしていないように持てる力とテクニックを駆使して一生懸命歌っている姿、若きガーファンクルとは違った味わいがありました。

 懐かしい歌を聞いて自分でも意外なほど興奮している自分に気づきました。感激の拍手をしながら元気をもらいに来たんだと思いました。

 シートの背に身体を預けてアート・ガーファンクルが歌う歌に耳を澄ませて、青春に再会しに来ているのだとも思いました。ちょうど東京に再会しに行ったときのように。新宿はもう昔の新宿ではありませんが、そこここに面影は残っています。

 ステージのガーファンクルが歌う歌にポール・サイモンのハーモニーもギターもありません。それどころかガーファンクルの声は掠れ高音も出ません。時は残酷です。でも私を含め多くの観客たちはそこに自分が過ごしたはるかな時を見いだそうとしていたように思えました。

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 学生時代から上京後もしばらくはFMが聞けるトランジスタラジオを喜んで聞いていました。ステレオへの憧れはずっとあって、お金を貯めてやっと買ったのがOTTOの小さなポータブルステレオでした。その時初めて買ったLPがサイモンとガーファンクルのこのアルバムでした。

 CBSソニーのゴールドディスクシリーズでラインナップにはミッシェル・ポルナレフなどもありました。一種のベスト盤です。A面一曲目の「ミセスロビンソン」針を下ろした瞬間、多重録音のギターの音が左右のスピーカーから見事に分離されて出てきたときは感動しましたね。ステレオ録音を体感しました。

 しばらくレコードはこれ一枚でしたので来る日も来る日も聞いていました。美しいメロディに沿って、英語の歌詞がおぼろげながらも口をついて出るのは、このときの体験のせいです。

 約1800席ほどのさほど大きくもないホール、アコースティックギターとピアノと電子オルガンだけのこじんまりした構成もボーカルを聞くにはちょうど良い具合でした。

 もっと静かなコンサートを想像していたのですが席が前だったせいか観客の熱狂ぶりが予想以上でした。ほとんどの観客が私と同年代なのですが中に3.40代と思われる人たちがいました。

 この人たちはS&G、あるいはアート・ガーファンクルの若いファンなんでしょうね。私の斜め前の40代とおぼしき男性などはArt Garfunkelと文字の入ったシャツを着ていました。スタンディングオベーションを真っ先にするのも彼らでした。懐かしがっているファンばかりではないのですね。

 コンサートは正味一時間あまりほどだったでしょうか。帰途につく観客の波をやり過ごして、すっかり夜が更けた尼崎の舗道橋を駅に向かって歩いていると、若い女性たちがビラ配りをしていました。どこかの大学の演奏会のチラシです。ここにも音楽を愛している人たちがいるのだなぁと妙な感傷を抱いて帰りの電車に乗りました。



  この歌を彼はステージでマイ・フェバリット・・・と紹介していたように思います。しっとりと歌って聞かせてくれました。

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パイプオルガンの音色を聞きに [音楽]

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 台風一過、予想通り彼岸花が蕾を開いていました。


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 さて、9月16日、オルガンコンサートに行ってきました。一ヶ月ぶりの京都は雨でした。一ヶ月前は山中慎介選手のタイトルマッチであの時も雨、京都は雨の二連敗です。

 でも、今日は楽しいコンサートです。コンサート、いつもは一人で行くことが多いのですが今回はお仲間がありました。しかも女性二人です。お二人とも中学の同級生で昔から仲が良くともに音楽好きという共通項。三人とも生のパイプオルガンは初めてです。

 京都駅から地下鉄で京都コンサートホールのある北山駅まで出ました。そこで、少し早めのランチ、ネットで調べてもらったタイ料理店、CHANGーNOI(チャンノイ)というお店でした。

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 私が食べたのは、パッタイと言うタイ風焼きそばランチです。タイ料理を食べるのは初めてなのでメニューとしばらくにらめっこ、タイ&タイ料理に詳しいyokoさんがタイ風焼きそばと教えてくれたので、焼きそばならある程度味が想像できるので注文しました。

 思ったよりあっさりして柔らかくおいしかったです。日本人がいちばん頼みやすいメニューだそうです。実際、メニューのトップに載っていました。

 ここで彼女たちは何を食べたのか、自分のメニュー決めるのに忙しく失念しましたが、しっかりと生ビールを飲んでいたのは覚えています。私は車の運転があるのでコーヒーを注文しました。

 お店は入り口のドアも開け放たれて、オープンエアの店内は調度品からインテリアまでタイ風の雰囲気が満載でした。店員さんもタイの人のように見えました。

 1時間、お腹もくちてお喋りも楽しめたのでコンサートホールに向かうことにしました。

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 雨に濡れた京都コンサートホール

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 午後一時開場、その少し前に着いたのですがこの列です。全席自由席なので良い席は早い者勝ちになります。少し心配になりました。

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 ネットで調べたらチケットは完売と言うことで、台風前の雨の中でしたが満員でした。正面のステージの奥、やや右寄りにそびえるのがパイプオルガンです。

 以前、ここでアロージャズコンサートを聴いたときは、珍しくチケット運が良くて中央通路直前の真ん中という絶好の位置でした。今回は自由席なので開場されると少し焦り気味席を探しました。いいなと思うところは皆、座っているかすでに物が置かれています。

 何とか中央の通路から数列後ろの真ん中に三人分の空席を見つけることが出来ました。遅かったわりには良い席が取れたとひと安心。

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 パイプオルガンの前とステージの上にもオルガンが置かれているのでどこで弾くのだろうと不審に思っていると、上のパイプオルガンの前だと元ピアノ教師だったk子さんが教えてくれます。

 そしてその通り、演奏者が左手より現れてパイプが並んだ前のオルガンに座りました。ステージの奥、しかも高い位置なのでかなり遠くに見えます。

 演奏が始まるまでの緊張が張り詰めた静寂、その空気をパイプオルガンの笛の音のような柔らかい音が揺り動かします。そしてパイプオルガンの独特のややきらびやかな音が会場全体に鳴り響き出しました。

 その荘厳な響きを聞いているとなぜか敬虔なキリスト教徒になったような気分になります。映画の教会の場面なども連想されました。

 ずっとその位置で弾かれるのかと思ったら最初の一曲だけでした。その後、演奏者はステージに降りてきてステージ上にあるオルガンを演奏しました。

 二曲目と三曲目のJ.S.バッハの曲は、原曲が無伴奏バイオリンのためのパルティータ、無伴奏バイオリンのためのソナタからオルガン用に編曲されていると解説に書かれていたので、なんとなく聞き覚えがあるように思えましたが、あとは知らない曲ばかりでした。

 6曲目の「ウエストミンスターの鐘」はメロディが聞き覚えのあるものでいちばん聞きやすかったですね。

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 アンコール曲、J.S.バッハ「神の時こそいと良き時」より第一曲、この曲も素朴で親しみ安い美しい曲でした。

 演奏会の二時間は瞬く間に過ぎました。演奏者のお喋りや解説のようなものは一切無く、ただ音楽を聞くだけのコンサートでした。

 笛のような単楽器の音色からフルオーケストラの大音響までたった一台のオルガンで演奏されます。ステージのオルガンと壁のパイプオルガンの関係はどうなっているのだろうと演奏中ずっと気になっていました。


 京都コンサートホールのホームページで調べてみました。高い位置にあるパイプオルガンに取り付けられた演奏台は「トラッカー式」というのだそうです。ステージ上にあるのは「リモート式」と言うそうです。電子オルガンで電気でオルガンに信号を送る仕組みになっているそうです。

 パイプオルガンには足元にも鍵盤があるらしく、演奏者は上体だけでなく足も忙しく動かしながら身体をひねるようにして演奏していました。


 パイプオルガンのコンサートを終えて口々に良かったねと感想を述べながらコンサートホールをあとにしました。地下鉄でまっすぐ京都駅に戻り、少し早いけれど夕食を食べて帰ろうと言うことになりました。

 八条口アスティにある寿司のむさし。回転寿司としては少し値段高めですがおいしかったです。寿司とお喋りを楽しみながら彼女たちはここでも生ビールを飲んでました。私は、セルフの上がりで喉を潤しながら、少し多めに寿司の皿を積み上げてました。

 


 「ウエストミンスターの鐘」学校のチャイムなどで馴染みのメロディでした。タイトルは今回はじめて知りました。

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束の間 [音楽]

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 いつものように朝畑に出ると、ミニトマトの青い実にトンボが止まっていました。畑で蝶や蜂や蛙などを見ることはあるのですが、トンボは珍しい。カメラを近づけても飛び立ちません。まだ羽化したばかりなのだろうかと思いました。

 6月はたくさん休みがあって楽でしたが7月は仕事が詰まっている上、休みにはほとんど奉仕作業が組まれています。ブログを何回か休まないといけないなぁと思いながら、今日は上の写真で即発されてまた独り言です。



 蒸し暑い日が続いています。部屋にはエアコンはないので、扇風機の風で暑さをしのいでいます。さすがに真空管アンプを点ける気になれなくて、このごろはもっぱらAccuRadioのお世話になっています。


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 私のAccuRadio、普段はMy Channelsのお気に入りや履歴から聞くチャンネルは決っています。休みの日の朝などは軽いクラシック曲が流れるInstrumental soloistでリラックスし、昼間は主にインスツルメンタルjazzのBebop、夜はClassic Vocalistjazz Love songsVocal jazzlなどを気分によってとっかえひっかえ聞いています。

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 インスツルメンタルジャズのBebopは主に5.60年代のコンボジャズが流れます。一番のお気に入りチャンネルです。Classic Vocalistはエラ・フィッツジェラルドやフランク・シナトラ、ビリーホリデーなど古いジャズボーカル、jazz Love songsはダイアナ・クラールやダイアン・リーブスなど比較的新しいジャズシンガーのボーカルやキース・ジャレットなどのインスツルメンタルが流れます。 

 先日、少し違うジャンルも聞きたくなって、Simon Garfunkelがチャンネル表紙になったFolk-Rockersをかけました。

 このチャンネルは60年代から70年代のフォークやロック、カントリーなどが埋め込まれているようで、次々流れてくる音曲が懐かしく、今少し嵌まっています。

 これらの曲が流行った七十年代、私は20代でした。テレビのない部屋でFMを流していたので、その時、聞くともなく聞いていたのだと思います。

 ひょっとしたら一度も聞いたことが無い曲もあるのでしょうが、流れてくる楽曲の一つ一つ、歌い方から楽器の演奏の仕方まで、あの時代の空気に包まれていて、ノスタルジーな気分に誘われます。

 サイモン&ガーファンクル、ボブ・ディラン、ジョン・デンバー、ジャニス・ジョップリン、ドノバン、ジェームス・ブラウン、ジム・クローチ、イーグルス、ニール・ヤング・・・

 画面に表示されるタイトルやミュージシャンを確認して、ああこれがこの人の曲だったのかとか、こんなタイトルだったのかと、確認しながら聞くのも面白いです。


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 Folk-Rokersの横にあるOldies 1968-79も面白そうですね。ForkーRokersとどう違いがあるのか今度聞いてみようと思います。(随分以前に、片っ端マイチャンネルに登録したので忘れてしまってます)

 そんな音楽を聞きながら、永井荷風集の「あめりか物語」や「ふらんす物語」を読んでいると、音楽と小説世界に引きずられて、ふと20代に戻っているような錯覚に陥ります。

 もちろん現実は、昨日の草刈り奉仕作業で肩といい、背中、腰、足、身体のあちこちがバリバリに張っているのですが。

 それにしても、永井荷風と言うのは、もっとリアリストというイメージだったのですが、結構ロマンチストなんですね。「あめりか物語」も「ふらんす物語」も彼の外遊をもとにした旅行記なので、多分に旅の感傷が入っているのだと思います。

 古い音楽と古い読み物が、懐かしい時代へ束の間、誘ってくれます。

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 今夜のジャズは、久し振りにボーカルでChris Connor(クリス・コナー)です。「バードランドの子守唄」が有名ですが、やはり暑い今の時期には、Summertimeです。この曲はいろんな人が歌ってますが、彼女はけっこうアップテンポにさらっと歌ってますね。



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麦秋~AccuRadio [音楽]

DSC_5526.JPG 田植えを終えて、すくすく育っている苗の植わった田んぼのそばで、麦が麦秋を迎えています。先日、近畿地方も梅雨入りしたそうですが、当地の麦刈りはいつも梅雨期の晴れ間を縫って行われます。

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 庭の隅っこの湿ったところから、この時期になるとドクダミの白い花が顔を見せ始めます。昨日までは梅雨入初め独特の涼しい気温でしたが、今日は一転暑くなりました。

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 先週、ブログで最近どうも調子が出ないことを書いたのですが、その後、書いたら気が済んだのか気分すっきりしました。少しずつ前向きな気持ちも出てきたように思っています。あの雷雨のあと、空気が入れ替わったように蒸し暑さが取れて、気持ち良い気候になったからかも知れません。休みも多く取れて、少し疲れ取れたのだと思います。



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 さて、今日は部屋でいつも流している音楽ソースの話です。以前は自分のCDライブラリーをリッピングしてパソコンの外付けハードディスクにため込み、間にUSBDACをかましてステレオに出力して聞いていました。

 聞くと言っても、パソコンでブログを書いたり、本を読んだり、部屋で過ごすとき音楽で満たしておくためにかけているのですが、そんなときにもふと耳にとまる音楽はあるものです。

 ただ、自分のライブラリーだと、いくらランダム再生してもどうしても同じタイトルが繰り返されるので、飽きが来てしまいます。

 そこで最近、よく聞いているのがAccuRadioと言うインターネットラジオです。インターネットラジオというと一体どれを聞いて良いのかわからないくらいたくさん世の中に存在しますが、ある雑誌でこのAccuRadioの紹介記事を読んで導入、すっかり気に入ってしまいました。

 残念ながら洋楽オンリーですが、洋楽ならないものは無いというくらいクラシックからジャズ、ポピュラー、ロック、カントリー何でも揃っています。なんと500チャンネルほどあるそうです。


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 ジャズでもボーカル、クラシックボーカル、インスツルメンタルジャズ、あるいは50年代とか60年代などという括りでもチャンネルが設けられていているので、聞きたいチャンネルの的を絞りやすいです。

 マイチャンネルに登録しておけばお気に入りのチャンネルをいつでも聞くことが出来ますし、履歴を見ればかつて聞いたチャンネルを探すことが出来ます。

 違うジャンルを聞きたいなと思えば、500チャンネルの中から探せば良いわけで、これはもう自分のライブラリーが無尽蔵に増えたようなものです。

 お気に入りの曲がかかるともちろん嬉しいのですが、知らない曲や演奏の中にもいっぱい良い曲があって、居ながらにしてそういう曲に出会えるところが魅力ですね。

 雑誌や書籍の筆者の好みの入った記事ではなく、実際に音楽そのものを聞くことが出来るので、新しいアルバムを購入する参考にぴったりです。


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 かつては新しい曲に出会うのに、FM放送などもひとつの選択肢でしたが、ジャズ番組はほとんどありませんし、ポピュラーにしても、FMはあまりにもお喋りが多すぎるので、最近はほとんど聞かなくなりました。

 音の方は、インターネットを通しているのでさすがにCDのようなわけにはいきませんが、パソコンからUSBDACを通してステレオに繋いでいるので、それほど聞き劣りはしません。

 画面には今掛かっている曲のアルバムジャケットと曲名、奏者がクレジットされます。アルバム画像をクリックすると購入も出来るのですが、アメリカのamazonに繋がってしまうので、情報だけ得て日本のamazonやネットオークションなどで注文するようにしています。

 どういう仕組みになっているのか、インターネットラジオなのですが自分のライブラリーのように曲を飛ばしたり、ポーズ出来たりしてなかなか便利です。

 自分のレコードやCDコレクションからアルバムを聞くのとは違って、一曲ずつランダムに曲が流れてくるので、飽きないし次に何が掛かるか楽しめます。

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 掛かっている曲のリーダーの名前はわかるけれど、すべての奏者まではクレジットされないので、このテナーは誰なんだろう、このトランペットはと気になって、そのアルバムの構成メンバーを調べたりもする楽しみもあります。

 本を読んだりするときのバックグランドミュージックとして流している時が多いのですが、たまにはレコードやCDではなく、夜お酒を飲みながらじっくりとBebopの流れるマイチャンネルやジャズボーカルを聞くこともあります。

 そういうときは、この音楽ソースを真空管アンプとSP-LE8Tの組み合わせでも聞きたくなるのですが、機器の接続のつなぎ替えが面倒ですし、普段真空管アンプを流し聞きに使うのは現実的では無い気がして実行していません。

 AccuRadioはAndroidスマートホンのアプリもあるので、もちろんスマホにもインストールして時々聞いています。こちらはGBを消費するのでそうたびたびは使っていませんが。


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 今夜のジャズ、Cの項目は久し振りにボーカルでCarmen McRae(カーメン・マクレー)です。最近はあまり聞きませんが、CBSソニーのレコードで最初に聞いたジャズボーカルがこの人でした。曲は「四月の思い出」です。


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竹の秋~「人生が二度あれば」 [音楽]

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 五月の陽光を受けた桜の若葉がいよいよ緑の色を濃くしています。その葉を透かして木漏れ日が斑に庭に落ちています。


 朝、畑に出てみるとヒバリやムクドリの声がかまびすしくしています。畑の周りでは数羽のツバメが面白いように黒い背や白い腹を見せて低空を滑空している姿が目にとまります。カメラを向けてみるのですが、動きが速すぎて捉えられません。


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 3週間ほど前に今年最初の草刈をした休耕地のあとに、もうシロツメクサが咲きそろい始めています。畑の夏野菜たちも日に日に成長しているように、回りの草たちも成長しているのですね。ただひとつ遠景で枯れた色を見せている竹藪、春の季語、竹の秋です。


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 以下の文章はほぼ一年前に書いて、そのままにしていました。内容が一年前のものなので年齢などが違っていますが、そのことを加味してお読み下さい。 


 


 コンサートに行ったせいで、このところダイアナ・クラールと井上陽水をよく聞いています。部屋で聞くだけでなく車の中でも聞けるようにしています。


 英語の歌だと意味が分からないので、純粋に音楽と声だけを楽しめるのですが、日本語の歌は意味が分かるので良い面と悪い面がありますね。今回はつい、歌詞の意味に引っかかってしまった話です。


井上陽水「人生が二度あれば」の歌詞はこちらです。



断絶

断絶

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2006/10/04
  • メディア: CD


  「人生が二度あれば」ある意味衝撃的なタイトルです。1972年、井上陽水デビューシングルになります。もちろん作詞作曲も陽水自身、最初のアルバム「断絶」にも収録されています。


 アルバムは持っていませんが、二十代前半か中頃、東京のアパートでこの歌を聞いた記憶があります。恋や愛の歌が多い中で、考えさせられる歌だったので印象に残っています。歌詞に重ね合わせて、田舎の両親のことを思ったものです。


 ディスコグラフィを見ると、アルバム「断絶」は1972年に発売されています。井上陽水は1948年生まれなので、この歌は少なくとも彼が二十四歳以前に作ったことになります。


 歌の内容からしても彼の両親、あるいは彼の両親世代を歌ったものだと思います。今更ながらその若さでこのような歌詞の歌をひっさげてデビューしてきた陽水に畏敬の念を覚えます。 


 私は陽水より三歳下ですが、ほぼ同世代ですから私の両親もまた彼の両親と同じような世代だったと思います。そして実際、この歌詞の通りでした。


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 私の両親もこれと言った趣味も持たず、朝から晩まで働きどうしで、ただ子供たちの成長だけを楽しみに人生を送っていました。


  父は寡黙であまり苦労を語りたがりませんでした。口を開くと愚痴に成るからと思っていたのかも知れません。反対に母は自分の子供時代のことなどを時々愚痴っていました。でも性格は反対で父は内向して暗く、母は口で言っている割には楽天的だったような気がします。


 それがいつの間にか一回りして、私がこの歌の両親と同じ歳になるとは。当時の私には想像も出来ないこと、ある意味愕然とします。


 聞きながら、でもと思います。この歌は六十五歳になったものへの歌ではなく、六十五歳の親を持つ子供が親のことを思う歌なのだと。今、六十五歳になる我々は必ずしもこの歌の通りではないのではないかと思います。


 まず私たちと親の世代では時代が違いすぎます。私たちは親たちの苦労のおかげもあって、いろんな意味で恵まれていたように思います。進路を選ぶ自由もあり、好きかってさせてもらう余裕のようなものがありました。


 六十五歳になったからと言って、もう一度人生をやり直したいとか、人生が二度あればなどとは思いません。良くも悪くも今までの人生で十分ではないかと思っています。


 もっとも私がどう思おうと、子供たちが私をどう見ているかは別です。彼らから見れば、確実に親の姿は小さくなり、顔のシワと白髪は増えて写っているはずです。六十五歳になってもまだ働こうとする私を働き詰めと思っているかも知れません。


 翻って、私たちの両親だって、もう一度人生をやり直したいと思っていたかどうかは定かではありません。確かに客観的に見ても、あの世代は、選ぶ自由はなく、青春時代は戦争の中にあり、物資のない貧しい時代を生き抜き、戦後復興を支えて働きづめでした。でもだからといって、彼らが自分の人生を否定していたかどうかはわかりません。


 


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父と母がこたつで お茶を飲み
若い頃の事を 話し合う
想い出してる
夢見るように 夢見るように


 家に残る古いアルバムに、弟が撮った二人のそんな写真があります。穏やか表情を浮かべてコタツを囲む二人の姿、その心の内を子供といえども推し量ることは出来ません。


 私たち夫婦も歳を重ねて、たまにこの歌詞のように昔話を語り合うようになりました。そんな私たちを見て、子供たちは私たちのことをどう思っているのでしょうか。


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 「人生が二度あれば」をYouTubeでさがしてみたのですが、カバーばかりでオリジナルが見つかりませんでしたので、「心もよう」にします。




 


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京都北山でコンサート [音楽]

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 去年の12月7日、年内最後のコンサート詣では、京都北山にある京都コンサートホールで開かれたジャズコンサートでした。京都でも北山方面は滅多に行かないので楽しみしていたのですが、冬の日は短くて地下鉄の駅を降りたらもうすっかり日が落ちていました。

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 代わりに駅からコンサートホールまでの道のりが、クリスマス前のライトアップで彩られていて別の楽しみがありました。

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 ホール前の池にもイルミネーション

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 初めて来るホールなのですが、立派なホールで驚きました。

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 一階から二階上がる回廊の壁にこのホールで演奏した演奏家たちの写真が飾られていました。内外のクラシック音楽の演奏家ばかり、小澤征爾や朝比奈隆、岩城宏之、フランツ・ブリュッヘン、アルフレッド・ブレンデルなど錚々たる顔ぶれでした。

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 演奏会場に入ると、この間の大阪のコンサートホールのように正面に大きなパイプオルガンが据え付けられていました。京都コンサートホールのパイプオルガンは国内最大級だそうです。一度生の演奏を聴いてみたいものです。

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 私の席から見たステージです。今回ぎりぎりにチケットを買ったにもかかわらず、前後左右どちらからもど真ん中の席を確保することが出来てラッキーでした。


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 当ホールはクラッシック演奏が主のようですが、この夜はビッグバンドジャズです。よく調べもせず、「スエーデンの歌姫マルガリータ・ベンクトソン」という宣伝の惹句に引かれて衝動的にチケットを買ったのでした。

 ところが行ってみると、主役はアロージャズオーケストラというビッグバンドオーケストラでした。アロージャズオーケストラは60年以上の歴史がある関西でもトップクラスのジャズオーケストラなんですね。全然知りませんでした。

 ビッグバンドジャズは、昔サド&メルオーケストラアール・ハインズオーケストラカウント・ベイシー楽団などを聞きに行ったことがありますが、それはいずれも20代の頃の話なので、今回ほぼ40年振りのことになります。

 初めて聞いたのがサド&メルでした。ビッグバンドとかジャズオーケストラというのでクラシックのオーケストラのイメージして行ったら、思ったより小さい編成で驚きました。

 ジャズオーケストラの場合、ドラム、ピアノ、ベースのリズムに、トランペット4、トロンボーン4、サックス系4という管楽器中心の構成なので、弦楽器がない分少人数になるのは当たり前ですね。

 生のコンサートへ行くようになって、初めて鳥肌立ったのが、ビッグバンド演奏でした。トランペットやトロンボーンのセクションがいっせいに立ち上がって吹くところがなんともかっこうよく感じたものでした。

 ソロを取るミュージシャンが、タキシードから長い手足をはみ出させて、ひょうひょうとした格好でステージ中央に出て来る様子もユーモラスでした。

 そしてビッグバンドのジャズは、クラブなどでお客を楽しませるために演奏してきた成り立ちがあるので、演奏を聞かせる面が強いコンボジャズに比べてエンターテーメント性が強いですね。聞いているだけで自然乗ってきますし、楽しいです。

 今回のアロージャズオーケストラは、私が今まで聞いたビッグバンドに比べると日本人で構成されているので、当然ですが小さく見えました。でも、演奏の方は、さすが歴史のあるバンド、ちゃんとビッグバンドの醍醐味を聞かせてくれました。

 いきなり「A列車で行こう」で始まりました。バンド全体がいっせいに演奏すると、心地よい音の厚みがステージから客席に押し寄せます。アンサンブル、ソロ、掛け合いがあって、嫌でも盛り上がってきます。

 この夜は、デューク・エリントンの曲中心でした。家のオーディオではビッグバンドもエリントンもあまり聞かないので新鮮に感じましたね。演奏を聞きながら、エリントンの曲ってこんなに楽しかったのか、家に帰ったら聞き直してみようと思いました。

 数曲アロージャズオーケストラだけの演奏があり、もう一人のスエーデン人のゲスト、ペーター・アスプルンドがトランペットとフリューゲルホーンをもって登場しました。

 私は、マルガリータ・ベンクルトソンしか眼中になかったので、彼が出てきたときそう言えばパンフレットにそんな人が書いてあったな、と言う程度の認識しかなくあまり期待していませんでした。

 ところが彼がトランペットをもって、イン・ア・センチメンタルムードを吹き始めた時、今まで聞いていたトランペットとは違うことがすぐにわかりました。会場もそれを知るように身じろぎもせずに耳を傾けています。

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 そんなことを言っては失礼ですが、その前にアロージャズオーケストラのトランペット奏者が取ったソロとは明らかに違いました。吹かれる一音一音がしっかりしていて、音は澄んでいて力強く、管を震わせながら綺麗に吹き上がります。

 スローな曲をたっぷり聞かせる場面が多く、ちょっとアート・ファーマー系かなと思ったのですが、アップテンポの曲では勢いよく吹ききって、ハイノートを連発してました。流石です。

 サド、メルのサド・ジョーンズは有名なトランペッターでしたし、カウント・ベイシー楽団にも優れたトランペッターがいたはずですが、もう40年も前のこと、すっかり忘れています。今夜はペーター・アスプルントと言うトランペッターを知り、生で聞けたことが最高でした。

 彼は、トランペットの他に歌も歌いました。歌もトランペット同様、温かみのあるバリトンで、おおきく勢いよく声を張り上げていました。彼がジャズに最初に引かれたのはルイ・アームストロングを聞いてからなのだそうで、サッチモ同様、歌とトランペットを見事に実現しています。

img121-003.jpg リベカ

 なかなかお喋りも上手で、長身、素敵な紳士という感じでした。そして今回の演奏会、何が良かったと言って、MCにリベカさんがいてくれたことです。

 曲の説明からバンドやミュージシャンの紹介、ゲスト演奏者との英語での丁々発止のやりとり、いつもなら面白い話も私は置いてきぼりになりますが、彼女が煥発を入れず翻訳してくれます。

 ペーター・アスプルンド、来日は確か4度目と言っていたと思います。日本は素晴らしい、レストランでもカフェに入ってもジャズが流れていて、まるでジャズ大国だと言ってました。本当に最近はショッピングセンターでも当たり前にジャズが流れていますからね。


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 後半、お目当てのマルガリータ・ベンクトソンが出てくるのですが、私はすっかりペーターに圧倒されていて、肝心の彼女の歌には今ひとつ乗り切れませんでした。

 透明で綺麗な歌声なのですが、ジャズというとどうしてもハスキーボイス、PAの関係かオーケストラがいっせいに演奏しだすと彼女の声がかき消されがちでした。

 ヨーロッパ人らしく彼女も長身で赤いドレス姿が舞台映えしていました。とても50歳には見えない綺麗な方でした。ただ、その声の質からビッグバンドといっしょに歌うより、ピアノトリオをバックにしっとり歌う方が合っているように思いました。スエーデンでもソロになる前は、ユニットを組んでアカペラで歌っていたりしたそうです。

 最後は、ペーター・アスプルンドも加わって、おおいに盛り上がりました。彼は客席だけでなく、他の演奏者を乗せるのも上手で、アロージャズオーケストラのトランペッター二人と彼との三人でトランペットバトルを始めた時は、ほんとに楽しかったですね。

 もちろん実力差は歴然としてましたが、オーケストラのトランペッターも楽しそうに演奏してました。こんな一流のトランペッターとバトル出来るなんてめったにないのではないでしょうか。きっと勉強になったと思います。

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 会場ロビーでペーター・アスプルンドのCDは一枚しか販売されていませんでした。その一枚を購入して、後からこちらの一枚を中古で手に入れました。ジャケット写真からして、こちらのほうが若い時の演奏のようです。若々しくシンプルに吹いていてお気に入りです。


 と言うことで今夜のYouTubeは、abcの順序を無視してPeter Asplund(ペーター・アスプルンド)です。少し早いですが、マイ・ファニー・バレンタイン


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秋の記憶 [音楽]

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 野山は錦秋などと言われるこの時期、一瞬だけ華やぎを取り戻したかのように輝いて見えます。しかし、それもおおかた散ってしまって、12月、これからは灰色の空と黒い裸木のシルエットが目立つ淋しい季節になっていきます。

 冬は朝起きるのがつらかったり、寒くて嫌ですが、季節自体はそれほど嫌いでもありません。春や夏の草刈作業などから開放されて、趣味の時間が増えます。霜で白くなった天井川沿いの土手を鳥を探して歩いたり、暖房の効いた部屋で音楽を聞くのも悪くありません。

 寒い季節になると私は妙にクラシック音楽が聞きたくなります。クラシックと言っても、持っているレコードは、バッハやモーツアルト、ベートーベン、シューベルト、チャイコフスキーなどの入門的な小品ばかりなのですが。

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 先日、久しぶりにお気に入りのヴァイオリニスト、アルテュール・グリュミオーのレコードを引っ張り出してみました。モーツァルトのバイオリン協奏曲第五番イ長調K.219、相変わらずグリュミオーのバイオリンは、美しく甘く優しく、そして懐かしく語りかけてきました。

 美しさと甘さと優しさはモーツァルトとグリュミオーのバイオリンがもたらすものなのですが、懐かしさは私自身の心象によるものだと思います。このアルバムは、若い頃、東京でひとり暮らしをした時よく聞いていました。

 当時、ジャズは浴びるように聞きましたが、少ないライブラリーのクラシックは一枚一枚、心をたぐるように聞いていた気がします。クラシックの曲はそのメロディのせいか、心がより情緒的に動くのです。優しく甘い気持ちに包まれたり、寂しさに閉じ込められたり・・・


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 と、前フリが長くなってしまいましたが、先日、久し振りにクラシックコンサートへ行ってきました。クラシックと言っても、アンコールなどでよく演奏されるような耳馴染みのよい小品を集めたもので、ブルガリアの室内楽団、ソフィアドリステンと若いソロイスト、リヤ・ペトロヴァの「名曲の花束」というものでした。

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 大阪にあるザ・シンフォニーホールは初めてでしたが、立派なホールですね。正面にパイプオルガンが控えています。このホールはかつてカラヤンが世界一の響きとたたえたそうです。

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 クラシックのコンサートは東京にいたときは時々行っていましたが、田舎に暮らすようになってからは記憶にありません。ですから、約40年振りくらいになるでしょうか。

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 演奏曲目は順序が少し違うかも知れませんが、だいたいこんな感じでした。あまりにも有名な曲があまりに当たり前に演奏されるので、聞いていると時々何とも言えない面はゆい気持ちになりました。

 それでも3曲目でしたか、シューベルトの「楽興の時~第3番」が演奏されたときは、はっとして涙がこぼれそうな気がしました。実際そんなことは無かったのですが、この曲を聞くと何とも言えない淋しい気持ちにとらわれます。

 私が持っているレコードはアルフレッド、ブレンデルのピアノ演奏なのですが、その昔この曲を繰り返し聞いていたとき悲しい事があったのかも知れません。まるで前世の記憶のように、今ではもう思い出すことも出来ないのですが、身体のどこかに染みこんでいるのでしょう。

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 ソリストのリヤ・ペトロヴァは、最近コンクール優勝をしている注目の若手バイオリニストです。前半、後半、演奏曲目のそれぞれ半分くらいに出演していました。美しく透明なバイオリンの音色、とくに最後のツゴイネルワイゼンは全身全霊で弾く熱演でした。

 あっという間の2時間でした。これだけの楽団とソリストが揃った演奏会でしたが、チケット代はとってもリーズナブルでボブ・ディランやダイアナ・クラールの4分の1ほどで済みました。


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 余談ですが、ザ・シンフォニーホールはJR大阪駅から歩いて20分もかからないところにあります。正面には大きな木立のある小さな公園があり、開演を待つ人たちなのかたくさんの人がベンチに腰掛けて寛いでいました。その公園の端とシンフォニーホールの角に二軒の喫茶店が並んでありました。

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 そのうちの一軒がこちらです。静かな佇まいのホールと公園のなかで、このピンク色の庇の文字が遠目にも目立ちました。店名のアントレより「珈琲は黒い魔女」の方が目立っています。是非入って見たかったのですが、あいにくこの日は定休日の看板がぶら下がっていました。

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 仕方ないので、一軒おいて隣のこちらのお店に入りました。こちらも入り口からして雰囲気を出していますが、内装、椅子やテーブル、昭和感たっぷりのたたずまい、今では懐かしいお店でした。

 店内はほぼ満席に近い状態、年配のウェイトレスさんが一人、休みなく動き回っていました。私は一人だったのでなんとか座る事が出来ました。

 入り口の扉に、小さなメモのような張り紙で、店内でパソコンを使うな、文章を書くな、寝るなというようなことが書かれていました。店主のこだわりでしょうか。そのせいもあって、店内の写真を撮ることもはばかられました。

 あちこちから聞こえてくる大阪のお喋りの間を縫うように、店内にはジャスが流れていました。カウンター近くにアンティークラジオのような形をしたsunsigmaと言う見慣れない機器があり、そこには黒い太いコードが一本だけ繋がれています。たぶん、有線ではないかと思うのですがエンドレスにジャズが流れていました。

 都会へ行くと、こういう個性のあるお店に出会うことがあるので楽しいですね。田舎はなかなか喫茶店そのものがありませんし、あっても大手チェーン店であったりしてあまりありがたくもありません。


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 演奏会はマチネでしたので、終わって大阪駅に戻り、いつものようにヨドバシカメラ店内を少し見て歩きました。そんなに長居したつもりはなかったのですが、外へ出ると外はもう暗くなっていて、街はもうクリスマスイルミネーションにきらめいていました。


 今日はジャズではなく、クラシックから選曲することにしました。アルテュール・グリュミオー、アルフレッド・ブレンデル、どちらも偶然なんですがA行で始まる演奏家です。どちらにしようか大いに迷いましたが、こちらは私のお気に入り、クララ・ハスキル&アルテュール・グリュミオーのモーツァルトです。 



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実はボブ・ディランを・・・ [音楽]

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 4月7日にたいへーさんがボブ・ディランの記事をブログにアップされたときは、私の行動を見透かされているような気がしてどきっとしました。その頃、すでにボブ・ディランの来日コンサートツアーは始まっていて、私がチケット購入していた大阪追加公演は一週間後に迫っていたのです。

 ボブ・ディランは60年代から70年代、フォークブームの立役者であり、反戦、反抗の旗手として神格化された存在でした。その頃青春時代を過ごした私は、当然ジョーン・バエズらとともに影響をうけました。

 しかし、バエズにしてもディランにしても60年代から70年代にかけてよく聞いただけで、その後のことはあまり知りません。高いチケット代を払ってまで行くべきか迷っていました。しかもチケットもSSしか残っていなかったのであきらめも付いたのです。

 ところがダイアナ・クラールのコンサート会場で追加公演が決定したことやチケット優先販売のコマーシャルがあり、つい勢いで申し込んでしまいました。


 当日、少し早めに家を出て、いつものヨドバシカメラで時間つぶしてから中之島にあるフェスティバルホールへ行きました。フェスティバルホールに来るのは初めてのことでした。

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 地下鉄四つ橋線、肥後橋駅で降りて地上に出てみたら、そこには高層ビルが林立していました。どれがフェスティバルホールのあるビルなのか。

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 高架下を通ってその向こうにあるのがどうやらフェスティバルホールのある中之島フェスティバルタワ-のようです。街には予報通り雨が降り出していましたが、なんとか傘をささなくても歩ける程度の降り方でした。

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 フェスティバルホールの玄関前、イルミネーションは地下にある飲食店街へ降りる階段です。

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 生憎の雨で、テラスに座る人はありません。

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 玄関を入ると赤い絨毯が敷かれた階段が迎えてくれました。

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 2013年に立て直された現フェスティバルホール、さすがに綺麗で華やかな印象です。京都会館同様、バルコニー席も設けられて、クラシックやオペラなどにも合いそうです。

 しつこく会場内撮影禁止が叫ばれる中、監視員の目を盗んでスマホでパシャリ、慌てたせいでボケています。写真で見るとステージは遠く見えますが、席は今までで一番良くて、1階16列8番です。8番というのはやや通路寄りではあるのですが、16列はなんとSSのボックス席より二列後ろなだけでした。

 これだけ近いとオペラグラスは要らないかなと思いましたが、照明を落とし気味のステージでは、ボブ・ディランの顔をはっきり拝めなかったので使用しました。

 ボブ・ディラン、2年ぶりの来日だそうですが、コンサートツアーは実に15年振りだそうです。初来日は1978年です。その頃私は27歳で東京暮らしでした。彼の来日はけっこう騒がれていたのでコンサート、行こうか迷ったのですが、その頃のディランは、もうかつてのディラン(60年代の)ではないとか言われていて、行くのを断念した記憶があります。

 長い時間を経てみれば、彼の変貌には一貫したものがあったのでしょうが、その頃のディランにはフォーク、あるいは反体制の旗手という強烈な印象があったので、変貌も大きく取りざたされたのだと思います。

 それから約40年近くが経って、ディランは74歳になり私は64歳です。ふたたびコンサートに行くチャンスが巡ってきて、実際行けるようになるとは当時の私には想像もつかなかったことですね。

 ディランと言えば誰も思い浮かべるのが「風に吹かれて」です。私がディランを聞いていたのは初期のベスト盤だけです。「時代は変わる」「ミスター・タンバリンマン」、「ライク・ア・ローリングストーンズ」などです。彼がこの40年近く、どのように活動してきたかほとんど知らないのです。

 案の定、コンサートで歌われた曲はなじみのないものばかりでした。照明を落としたステージには、思ったより小柄なディランが帽子を被って立っています。彼は足を少しはじかって歌います。間奏の間には、時々屈伸する動作を交えたりしていました。声はしゃがれていて、歌い方はひどくぶっきらぼうです。

 満員の観客はダイアナ・クラールの時に比べると熱狂的でした。時々、バラード曲などでは拍手が起こり声がかかるので有名な曲なのでしょうが、私には判りませんでした。

 それどころかシンガーソングライターの曲の常、皆同じように聞こえてしまいます。フォーク調、ロック調、カントリー調、彼の音楽はいろんなジャンルが混在しているようです。

 ひどく硬派なコンサートでした。MCは一切なく、ただ彼は次から次へと淡々と歌い続けるだけでした。一度だけ彼が放った言葉がありました。一回目のステージの終わり、休憩に入る前に彼は日本語で「皆さん、ありがとう」と言ってステージ裾に下がりました。

 席が良かったせいか、さすがフェスティバルホール、音は良かったですね。ディランのバックバンド、かなり演奏の質も高かった気がします。

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 19時から始まって、21時になろうとしていました。そろそろステージも終わりに近づいているなぁと思った頃、おや、と思う曲が歌われました。なんと大スタンダードナンバーの「枯葉」です。いつもぶっきらぼうで言葉を吐き捨てるように歌うディランですが、「枯葉」を歌う彼の声は暖かく優しかったですね。

 「枯葉」が最後の曲になりました。割れんばかりの拍手に呼び戻されて歌われたアンコールは二曲でした。なんとその中に「風に吹かれて」があったのだそうです。ただ、アレンジがきつくて、元のイメージは全然残っていなかったそうで、私も全然気づきませんでした。

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 フェスティバルホールの窓から見下ろした雨の交差点

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 ホール内のおしゃれなロビー

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 コンサートが終わると中之島の夜はすっかり更けていました。

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 ダイアナ・クラールから始まったコンサート、井上陽水のコンサートに行ったとき、陽水もダイアナ・クラールのコンサートに行っていたことを知りました。そして、ダイアナ・クラールのツアーの名前はボブ・ディランの曲「WallFlower」でした。ディランが今回のコンサートで「WallFlower」を歌ってくれたら見事に繋がったのですが、さすがにそうは問屋が下ろしてくれませんでした。

 コンサート、私にしては珍しく続きましたがたまにはいいものですね。都会の夜、コンサート会場の華やかな雰囲気も、田舎暮らしの長い私には新鮮でした。

 今回、フェスティバルホールで生演奏を聴いて(もちろんPAは入ってますが)、自分の部屋のオーディオの音に少し疑問を持ちました。それで帰ってから少しだけオーディオ装置に手を加えましたが、その話はまた次の機会にしたいと思います。




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陽水を楽しむ [音楽]

1-_DSC0500.JPG ホトケノザ

1-_DSC0501.JPG ヒメオドリコソウ

 まだ寒い日があったり、暖かい日があったりと、3月は毎年のことながらもどかしい思いをさせられますが、春を告げる雑草の花が休耕地のあちこちに今年も咲き始めてきました。

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 モクレンももうすぐ咲きそうです。今朝は、今年初めてウグイスの声を聞きました。桜の蕾も膨らんで、気がつけばお彼岸、そして今日は12月に亡くなった先住職の100ヶ日の法要です。


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 私にしては異例なこと、まるで盆と正月と誕生日とクリスマスがいっしょに来たみたいなことなのですが、先月のダイアナ・クラール、今月の山中慎介選手のタイトルマッチ、それぞれの興奮冷めやらぬうちに、またしても今度は井上陽水のコンサートに行ってきました。

 井上陽水が今続けているツアーは「ユナイテッドカバー2」2016なのですが、去年は当然2015でした。10月に我が滋賀県は守山市民ホールに来てくれたのですが、私は知りませんでした。同級生の一人が聞きに行った模様をブログに上げていて、自分も行きたかったなぁと思ったのでした。

1-DSC_2395.jpg 平安神宮の鳥居

 ダイアナ・クラールのチケットをチケットぴあで取得したときに、ホームページを見ていたら、井上陽水の2016年のツアーの情報があり、なんと京都でのコンサートが迫っているのを知りました。2016は2015に行けなかった所を回っているらしいです。京都は中でも追加公演だったようです。

 日頃の罪滅ぼしをかねて、今回は妻を誘うことにしました。私と妻は6歳違い、趣味も性格もかなり違うのですが、陽水ならぎりぎりリンクするのではないかと思いました。

 日時はお寺の御忌の前日です。去年までなら役や当番が当たっていたので前日準備があり、あきらめなければいけないところでしたが、今年は無役です。早速申し込んだチケット、S席は取れませんでしたが何とかA席を二枚ゲットすることが出来ました。

1-DSC_2396 1.jpg 平安神宮前、疎水にかかる橋より東山を仰ぐ

 場所は、ロームシアター京都です。何処かなと調べてみたら昔の京都会館でした。長い間、工事していたのですが、今年の一月改装オープンしたのだそうです。

 この間のダイアナ・クラールは遠すぎて顔も見えなかったので、オペラグラスを今回に備えて買ってありました。ところが持って行くのを忘れ、途中で取りに戻るハプニングがありましたが、早めに出ていたので17時の開場には間に合いました。

1-DSC_3481.JPG 「平和の女神」

 京都会館の玄関前には、山田良定先生の「平和の女神」像が置かれていたのですが、工事中は撤去されていました。もう戻れないのかと心配していましたが、場所を少し変えて西の端の方にありました。

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 京都会館に併設されていた建物、以前は何だったのか忘れましたが今は、おしゃれな蔦屋スターバックスコーヒーに生まれ変わっていました。

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 ロームシアター京都(京都会館)正面から見ると外観はあまり変わって見えなかったのですが、柱が増えているような気がしました。また、疎水側から見ると外壁が綺麗になっていました。

 入ったのは、たぶん30年ほど前、カウント・ベイシーを聞きに来て以来です。中はまるで別のホールのような変わりようでした。綺麗でモダン、4層バルコニー構造と言うそうで約2000人収容だそうです。上野の文化会館を思わせる構造、クラシック音楽などにも合いそうです。

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 私たちの席はその四階です。四階には4列しか席がないのですがその3列目という条件でした。ダイアナ・クラールの時と言い、チケットぴあ、ろくな席を取ってくれないな、と思っていたのですが、救いは左右の真ん中、ステージの真正面だったことで音響的にはばっちりでした。四階席、確かに上から見下ろすことになりますが、一階後ろのダイアナ・クラールの時より近くに見えました。

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 会場入り口で待っている時から感じていたことですが、回りの観客たちはほっとするほど同年代のカップルが多かったですね。中には女性だけのグループとか若い人の姿もありましたけれど少数でした。

 陽水さん、登場すると挨拶なしでいきなり「カナリア」を歌い出しました。大柄で昔のイメージからすると少しふくよかです。2.3曲歌って、ようやく挨拶が入ります。

 「京都の皆さん、並びにその近郊の皆さん」などと挨拶して小さな笑いを取ってました。そのMCの中で、なんと京都は5年半ぶりということを告白していましたね。

 お喋りの間に何気なく挟まれるウィットに思わず反応しながら、やはり日本のミュージシャンのステージは、言葉の心配がいらないからいいなぁとつくづく思います。

 歌はもちろんですが、トークも楽しかったですね。あんなに喋るとは思いませんでした。時々話が脱線して何処へ行くのかと思ったら、話の結末にはちゃんとオチが付いていて脱線も計算のうちなのでした。

 トークの中にあった話で驚いたのは、先日の大阪でのダイアナ・クラールの公演、彼も聞きに行っていたのだそうです。席は前の方だったそうですが、思ったより音が小さくステージが遠くに感じたそうで、今度から補聴器とオベラグラスがいると言うオチが付いていました。

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 歌は、知っている曲と知らない曲が交互に歌われている感じでした。知っている曲だけを並べると「カナリア」「飾りじゃないのよ涙は」今回のツアータイトル「ユナイテッド・カバー2」から「シルエット・ロマンス」「リンゴ」「女神」「瞬き」「あの素晴らしい愛をもう一度」などです。

 今回のツアーのテーマはカバーなんですが、「女神」と「瞬き」はオリジナルで、NHKの番組、ブラタモリのテーマとエンディング曲と言う説明がありました。

 15分の休憩を挟んで、後半は「ジェラシー」「氷の世界」「夢の中へ」と懐かしいナンバーが続きました。私たち世代には何より嬉しいことですね。とくに「氷の世界」「夢の中へ」は歌うと思っていなかったので嬉しかったです。私が彼を聞くようになった原点です。

 異様に長いアンコールの拍手の後、彼はなんとシャツを着替えて再登場してきました。いかにも着替えていたから遅くなってしまったんだよと言わんばかり、これも彼特有のユーモアなんでしょうね。

 アンコールは確か3曲歌ってくれたと思います。最後が「夏の終わりのハーモニ」でしたか。最後はステージも観客席も最高に盛り上がってましたね。17時半から20時過ぎまで休憩を除いて約2時間半、熱唱でした。私より三歳上の67歳ですが、エネルギッシュでパワフルですね。

 満員の会場は大盛り上がり、まるで2000人の同窓会のようでした。隣の席の我が相方も、なんのかのと言いながら、時折オペラグラスをのぞき込んだり、一生懸命手を叩いたりしてましたね。




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