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2年振りの年の瀬 [日々]

 11月から12月にかけて忙しい思いをしたことと、去年追い込まれて焦った記憶があったので、今年は危機感があったのだと思います。なんと気がついたら、24日に年賀状を投函してました。

 去年は29日にやっと投函したのでした。ここ5年を振り返ってももっとも早い投函でした。初めてパソコンで年賀状を作ったとき、うれしさのあまり年賀状受付前に投函してしまったという記憶があるのですが、それ以来の早さではないでしょうか。


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 年内に済まそうと思っていた気になるゴミの処分こそ出来ませんでしたが、自分の部屋の片付けやオーディオ機器の掃除もざっとですが終える事が出来ました。心なし部屋やオーディオ機器、パソコンなどがピカピカしてなんとなく気分も爽快です。
 
 いつもならクリスマスが過ぎるともう一週間もないと焦るのに今年はまだ一週間近くあると思うほど、ゆとりを感じる年の瀬は年賀状を済ませたからでしょうか。お寺での住職の葬儀、引き続いてあった檀家総会までの忙しさに比べて、その後、仕事の方も少し緩やかになった事なども影響しているのかも知れません。

 そう言えば、去年の年末は宮守当番とお寺の当番が当たっていて、宮さんやお寺の掃除、正月の飾り付け、祭礼の準備などで、連日狩り出されていたのでした。去年のブログを振り返ってみたら、12月11日に投稿した切り年内は投稿出来ていませんでした。

 その宮守、寺の当番もこの20日が引継でした。重荷が二つ取れたことも、今年の年末の動きと気分を軽やかにしているのかも知れません。


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 数日前、記録的に遅い冠雪をした比良の山々の雪も、その後の暖かさで消えてしまっています。

 今年は暖冬で、ひょっとしたら積雪がないのではと思いつも、近頃の天候は何があるか分かりません。新しい車用に早々と買ってあったスタッドレスタイヤも履き替えました。そして、ついでに洗車も済ませ、もう何時お正月が来ても大丈夫です、というのはすこし大げさですが。

 今年の年の瀬がいつも以上に順調で、滞りなくスムーズに済んでいるのも、先に書いたことの他に暖冬の影響があるかもしれません。何より動きやすいですからね。

 妻もお寺の騒動を終えたときは、精魂尽き果てたように今年は暮れの大掃除、辞めようかなぁなんて言っていましたが、何のことはない。毎日精力的にボロ家の掃除に明け暮れています。

 暖冬と言えば、私の部屋のストーブとファンヒーターもまだ出していませんでした。今まで足下ヒーターだけで済せて来たのです。寒さに迫られてと言うより、掃除のついでにようやく出した様な具合です。


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 家の椿が開花仕掛けています。例年、3月頃に咲いていたと思うのですが、今年の早さは異常です。そう言えばテレビでも花の早咲きのニュースが流れたりしています。

 ただ、暖冬だからと言って全ての花が早く咲くと言うこともないのですね。ある程度寒さに当たらないと駄目なのか、去年の今頃咲いていた庭のスイセンが今年はまだ咲きません。


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 ご近所から3・4年前にいただいて、庭の隅に植えていたマンリョウの木、今年やっと実を付けたと妻がよろこんでいたら、先日、実がなくなっていると叫んでいました。たぶん、ヒヨドリの仕業でしょうね。


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 ナンテンの実もご覧の通り、隣の一房、すっかり食べられています。外から帰ってくると、ヒヨドリがナンテンの枝を揺さぶって羽音を立てて逃げていく姿を何度か目撃しています。


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 今朝も裏の桜の木の枝で数羽が高い声を上げていました。カメラを構えてまずパチリ、次に望遠を効かそうとズームを伸ばすと何が分かるのでしょう、焦点を合わせる前にことごとく飛び立って行ってしまいました。




 ここ数年、とりわけ去年はばたばたしてゆっくりと一年を振り返る余裕もありませんでした。今年はゆっくりと、この一年の来し方を振り返って、ちょっとした感慨に浸る大晦日が味わえるかもしれません。
 
 またブログを書いていることで免罪符のようになってしまって、すっかりご無沙汰している古い友人に、今年は久しぶりに一年を振り返りつつ、長いメールでもおくってみようかな、と思います。

 ともかく、今年もあと二日を残すだけとなりました。それでは皆さん、一年間、お付き合いありがとうございました。たぶん来年もこんな調子だと思いますが、よろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。


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氷雨のあと [野鳥]

 大騒ぎの寺葬を終えた後、そのまま初七日の法要があり、檀家のもの全員が本堂で一同に介して、ねぎらいの食事が振る舞われました。食事を終えて帰路につくと、外は冷たい雨が降っていました。数日前とは打って変わって、昼間から冷たい風が吹いた日のことでした。

 親しい人に続いて今度は我が寺の住職が亡くなられました。我々檀家のものは、ここ数日、寺葬の準備、通夜、お葬式に忙殺されました。一般の弔問客はもちろんのこと、大勢の僧侶のお参りがありました。

 亡くなられた住職が我が寺に来られたのはほぼ50年前、私はまだ中学生の頃でした。住職には私の父も母も、その他檀家の多くの方々を弔っていただいたのですが、今度はとうとう弔われる側に回られてしまいました。祭壇に横たわった住職の棺に手を合わせながら、人の世の無常を感じさせられた瞬間でした。

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 一夜明けて、家の裏に出てみると、遠くの山の頂がうっすら白くなっていました。昨夜の雨は山の上では雪になっていたようです。

 ここのところ仕事が詰まっていたり、暮れになってお葬式が続いたりして、自分の中で何かいろんなものが溜まっているような気がして、その溜まったものを開放したくて束の間、また裏山に行ってみました。

 ルリビタキのハゼノキはもうないのですが、やっぱり気になってその橋の上に立ってみます。もちろん、ルリビタキはおろか他の鳥たちの姿も見えません。もっと山の中に分け入ってみることにしました。

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 柔らかい落ち葉の道を、音を立てないようにそうっと歩きます。気をつけていないと、足下から鳥たちがけたたましい鳴き声を上げて飛び立って行くことがあります。

 時々、鳥影が目の前の山道を横切って行きます。目にもとまらない素早さです。山道はひっそりと静まりかえって、野鳥の囀りだけが賑わっています。

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 カメラを胸に、耳を澄まし目をこらして鳥影を探していると、束の間、浮き世を離れ、自分はこういう静かさが好きなんだなぁとつくづく思えてきます。

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 初めに見つけた鳥影です。

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 拡大してみると、どうやらツグミのようです。

 雨は上がっても、どんよりした曇り空の日でした。ましてや木々で覆われた山の中は、夕暮れのような暗さです。フィフィ、フィフィと軽い口笛のような鳴き声がします。ウソでしょうか。ずっと以前、野鳥を撮り始めの頃、この道でウソに遭遇したことがあります。

 バサバサと羽ばたきの音が近くでしたと思うと、私の数メートル前の木に止まって、若芽を啄みはじめたのです。そのときはまだコンデジだったのですが、あんなに間近でウソが撮れたのは、その時きりのことです。

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 いました、いました。ウソの雌です。なにかの実を啄んでいます。

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 ここでは二羽並んでいます。

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 朱い襟巻きをしているのが雄です。

 今年はウソを見かけたのが早い気がします。当たり年なのでしょうか。彼らは数羽の小さな群れで行動します。桜の蕾をぼろぼろと音をさせて啄んでしまうことがあります。そうすると、当然ですが春の桜の開花は淋しいことになってしまいます。

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 山にはこんな光景もあれば、

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 冬の始まりというのに、もう来春の支度をしているものもあります。


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残念なこと [日々]

 長かった今年の秋もさすがに終わろうとしています。そして霜が降りる初冬の頃となってきました。家の裏一体が、霜で真白になる朝が、もう何度かありました。

 仕事が忙しかったり、東京ロス状態だったり、今年二度目の風邪を引いてしまったりして、更新や皆さんの所へおたずねする機会が激減しています。ブログ更新もさすがに二週連続お休みもできない気がして、重い腰を上げました。

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 比較的暖かな印象の12月ですが、霜も降りだしたのでそろそろルリビタキに会えるかもといつもの裏山へ出かけてみたら、ショックなことになっていました。

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 何度もルリビタキやジョウビタキの雄雌などを今まで撮らせてもらっていたハゼノキがなんと根元から伐採されてご覧の有様です。

 天井川の川上にかかる欄干のない橋、そのすぐそばに土手から自然生えしていた一本のハゼノキに、秋になると乾いたブドウのような実がぶら下がって、小鳥たちの餌場になっていました。とくに初冬から翌春にかけて、冬鳥のルリビタキやジョウビタキがこの木の枝に止まってくれるのでした。

 普段、高い木の上の野鳥を狙うとお腹を撮ってしまうことが多々あります。その点、ここは木の枝の高さと橋から構えるカメラの高さがほぼ平行になって撮りやすいのです。しかも地上を歩く姿より、枝の上に止まっている野鳥は、望遠レンズで撮るとくっきり浮かび上がって具合がいいのでした。

 数年前から天井川沿いの雑木林を地域のボランティアの人たちが伐採していたのですが、それはずっと川下のことだったので、油断していました。この一年の間に、この川上まで伐採の手が伸び、まさかあのハゼノキが切られるとは考えていませんでした。

 私の秘密のスポットだったのに、これから何処で撮ればいいのでしょうか。またあたらしい場所を探さないといけませんが、橋の上のような絶好の場所は、なかなか見つからないかも知れません。

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 もう一つ、残念なことは、こどもの頃から親しくさせてもらい、近年はお寺でいっしょに役などもさせてもらったYくんが、事故の様な病に倒れて、二ヶ月に及ぶ闘病も空しく亡くなったことです。私より2歳若く、退職後の生活、宮参りを済ませたばかりのお孫さんとの生活もまだまだこれからだったのに残念です。


 久々に読書した色川武大さんの「唄えば天国ジャズソング」で、彼のお気に入りの曲のひとつとしてFOR YOUと言う曲が紹介されていました。私が持っているCDの中で、Jo Staffordのものが見つかりました。


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