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大きくなりました [その他]

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 サクラの季節が過ぎて、ふと見上げると周囲の山々がもう緑色のグラーデーションに色付いています。え、こんなに早かったかなぁと思いながら、植え込みや雑木林などでも鮮やかな緑の若葉を目にするようになってきました。

 田舎に帰ってもう40年近い歳月が経ちました。その間、毎年目にしているのですが、何度見ても周囲の山々が春は緑のグラデーション、秋は燈色のグラデーションに色付くのを見ると新鮮な気持ちになります。

 サクラが散って以降、雨の多い気温の低い日が続きました。一転、この週末は夏日だとか、風薫る5月ももうすぐそこです。

 新年度が始まってあちこちで新しい生活が始まり出しました。下の孫は幼稚園に通い出し、職場にも新入社員が入ってきて、老兵はどこへ身を置けばよいのかまごまごするばかりです。


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 600グラムの極小未熟児で生まれた姪のMEGUMIもこの春から中学生になりました。中学校の門の前で新しい制服に身を包んで笑顔でVサインをしています。

 生まれてすぐに腸が繋がっていないとかで手術を何回も経験したりして、長い間、NICUにお世話になっていました。

 ようやく退院しても物がうまく食べられず、食べたものを歯の裏にため込んでいたりして、この子はちゃんと育つのだろうかと思いました。

 我が家にたまに遊びに来ても、すぐにゼイゼイと言い出して、義妹がそのたびに痰の吸引をしなければいけませんでした。

 吸引の音を聞くと、父が瀕死の重病でICUに入っていたときの吸引の音を思い出してしまいます。何の因果で、弟の幼い娘がまた同じ目に遭わなければいけないのかと思いました。

 食事は経口で取れなくても、遺漏で高カロリー補給されているので成長は順調でした。とくに小学校に入り出してから成長は早く、吸引しなければいけない間隔も次第に延びていきました。

 最近では我が家に来ても一度も吸引しなくても良いようになりました。遺漏もとうに卒業していてそのための穴も塞がれたそうです。

 ただ、未熟児軟化症のため、彼女は人工声帯なしではしゃべれません。写真の制服喉元にある小さく白い物体が人工声帯です。彼女の声は電話などだと明瞭に聞こえるのですが、面と向かうと機械的な音がして聞き取りにくいのです。

 私たちはおろか、彼女の父親も母親も、彼女自身さえ自分の声を聞いた事がありません。あとここだけ治ってくれたらと私たちはずっと思い続けていました。

 それが今年、ようやく体力が付いてきたと言うことで、夏休みを利用して手術が受けられるようになりました。ただ、うまくいっても半年は声が出ないそうです。義妹の話では、喉から気管までのその数センチが難しいのだそうです。

 我々にとっては当たり前の声を出すことを、彼女は生まれてから13歳まで経験していないのです。これまでと同様、持ち前の生命力で今度もうまく乗りきってくれることを願うばかりです。

入学おめでとう(2012年、小学校入学)

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 今夜のジャズ、頭文字FFreddie Hubbard(フレディ・ハーバード)です。彼を初めて聞いたのは、オリバー・ネルソンの「ブルースの真実」でした。このときの彼のプレイに感動したのですが、その後、マイルス・デイビスやクリフォード・ブラウンを聞くようになってあまり聞かなくなってしまいました。リーダーアルバムではありませんが、やはり「ブルースの真実」を選ぶことにしました。



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